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ロバート・フィンクです。IETFで6boneに取り組んでいます。また、ランズ・ブルックリン・ラボの研究者でもあります。WIDEプロジェクト10周年に際し、日本でご活躍のWIDEプロジェクトの皆さんにお祝いの言葉を述べさせていただきます。
私は村井純教授そしてWIDEプロジェクトの方がたとは6boneの活動で親交があります。6boneは2年半前から導入が始まったIPv6の実証実験で、これにはWIDEプロジェクトの方々からいろいろな面でご協力をいただいております。IPv6のプロジェクトが開始された頃、よく村井先生とはこのプロジェクトの運営をどうすべきか、またIPv6の大規模な実証実験をどう構築すべきか等について話しあったものです。そしてただちにこのプロジェクトに対しWIDEプロジェクトからご協力をいただけることになりました。IPv6の標準化にとって、このような熱心なご支持をいただけることは大変光栄でした。 96年3月に6boneのたちあげが決まり、96年の6月後半にはIPv6の初めての国際接続実験がWIDEプロジェクトをはじめ欧米の協力により実現しました。現在では世界36か国で6boneが利用されており、日本は2年半前に世界で初めて6boneを採用した3カ国の一つとなったわけです。WIDEプロジェクトの10周年に際しお祝いの言葉を述べると共に、このプロジェクトがインターネットの普及に果たす役割の重要性をしっかり心に留め、日本のインターネットの発展を今後も導いていっていただきたいと思います。 |
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