1 はじめに
2 IPマルチキャスト
2.1 経路制御アルゴリズム
2.1.1 Distance--Vector Routingを元にしたマルチキャスト経路制御アルゴリズム{
2.1.2 RPF
2.1.3 RPB
2.1.4 TRPB
2.1.5 RPM
2.1.6 4つのアルゴリズムの具体例
2.1.7 Link--State Routingを元にしたマルチキャスト経路制御アルゴリズム
2.1.8 アルゴリズムに関するまとめ
2.2 IPマルチキャストアドレス
2.3 TCP/IPの各プロトコル層における拡張機能
2.3.1 IPマルチキャストデータグラム送信機能
2.4 既存のIPマルチキャスト経路制御アルゴリズム(DVMRP)
2.4.1 DVMRPで交換される情報の形式
2.4.2 トンネリング
2.4.3 経路制御テーブルの作成
2.4.4 IPマルチキャストデータグラムの転送アルゴリズム
2.4.5 DVMRPの問題点
3 WIDEにおけるIPマルチキャストの実装・実験
3.1 広域IPマルチキャストの必要性
3.2 LAN拡張型のマルチキャストとの相違点
3.3 既存の経路制御アルゴリズムを広域に拡張した場合の問題点
3.4 広域マルチキャストに適した物理媒体の利用
3.5 一方向性のマルチキャスト型媒体を含んだ既存の経路制御アルゴリズムに関する検証
3.5.1 前提
3.5.2 DVMRPの個々の機能に一方向性のマルチキャスト型媒体を適用した時の影響
3.6 問題点および解決方法
3.6.1 問題点その1
3.6.2 改良点その1
3.6.3 問題点その2
3.6.4 問題点解決へのアプローチ
3.6.5 解決方法その1
3.6.6 解決方法その2
3.7 広域IPマルチキャストに適した経路制御アルゴリズムの提案
3.8 既存の経路制御アルゴリズムの組み合わせによる広域化
3.9 衛星通信型の媒体を前提としたアルゴリズムの段階
3.10 衛星通信型の受信専用ホストの配置
3.10.1 地域の境界の認識方法
3.11 送信ホストから衛星通信型の送信専用ホストまでの経路制御
3.11.1 マルチキャストデータグラムの転送範囲の基準
3.11.2 送信ホストと同一地域内のグループメンバーホストへの配送について
3.11.3 送信ホストと同一地域内グループメンバーホストへの配送を行なわない場合
3.11.4 送信ホストと同一地域内のグループメンバーホストに先にデータグラムを配送する場合
3.12 衛星通信型の各受信専用ホストから地域内への経路制御
3.12.1 衛星通信型の受信専用ホストのグループメンバーシップ情報の把握方法
3.12.2 グループメンバーシップ情報の交換を定期的に行なう場合
3.12.3 グループメンバーシップ情報の交換を定期的に行なわない場合
3.12.4 地域内グループメンバーシップ情報の制限
3.12.5 地域内の経路制御に関する付加機能
3.13 広域マルチキャストのための経路制御アルゴリズム
3.13.1 各段階のまとめ
3.13.2 広域マルチキャストの実現のための総合的条件を考慮したアルゴリズムの提案
3.14 実装環境
3.14.1 ハードウェア
3.14.2 ソフトウェア
3.14.3 カーネル変更部分について
3.14.4 IPモジュールにおける通常のマルチキャストデータグラムの経路制御ルーチン
3.14.5 mroutedの起動および関連ソフトウェアについて
3.14.6 DVMRPとmroutedの相違点
3.15 段階2の設計および実装
3.15.1 衛星通信型の送信専用ホストへのトンネリングの特徴
3.15.2 トンネルのローカルの終端側の機能
衛星通信型の送信専用ホストへのトンネリングに利用する情報の格納方法
3.15.3 トンネルのリモートの終端側の機能
3.16 実行例
3.16.1 グループへの所属設定
3.16.2 mrouted の初期設定
3.16.3 ping による動作確認
4 今後の課題
4.1 今回の実装に対する問題点および考察
4.1.1 TTL を基準とした広域マルチキャストの判定について
4.1.2 衛星へのインターフェースの表現について
4.1.3 不必要な広域マルチキャストデータグラムの配送の可能性について
4.2 まとめ
4.3 今後の課題
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