Date: Tue, 21 Sep 2004 12:56:13 +0900 From: Yasuhide YOSHIMURA To: "KURFC List Member" Subject: [KURFC] 九州学生リーグ第二戦 {01} OB・OG各位 九州学生リーグ第二戦は34-17(24-5、10-12)で九州国際大学に勝ちました。 【ゲーム内容】 KOから攻め込んだ九大、ゴール前のモールを約10M押し込んで先制トライ(3分) するも、これで気が多少緩んだかFW・BKのディフェンスでの連携がやや甘くな ったところを敵FBにライン際をうまく走られ直ぐに追いつかれる(7-5)。 九大、この日はなんでもないノックオンを始め初歩的なミスが多く波に乗り切れ ないものの、1番プロップ野田のスクラムの強さは際立っており、敵スクラムに なっても直ぐに攻撃権を奪い返しゲームの主導権は放さない。結局前半3トライ を追加して24-5で折り返す。 前半1本取って安心してゲームを膠着させてしまい、こんな調子じゃ次の北九州 には勝てないぞ、と後半送り出したものの突然の豪雨でゲーム自体がスポイル されてしまった感あり。ノックオンから敵に攻め込まれ後半初トライを許す ものの九大、雨にもかかわらず良く繋いで2トライを挙げる。しかし、最後タッチ を切りきれなかったところから逆襲を受け、やらずもがなの意地の1トライを 与えてしまってノーサイド。 【総評】 昨年も九大がボロ負けをしていた九国は今年は明らかに弱体化していました。 春のゲームが流れて今年発顔合わせで、いきなりトライを挙げやはり多少気が 緩んでしまいました。それを修正して後半地力の差をはっきり浮き出させたか ったのですが、悪天候でそれができなかったのは残念でした。 来週はいよいよ北九州大学戦です。ここまで九産・九国にそれぞれ1勝ずつを 挙げており、前節のトップ争いとなります。 今の分析では北九州の方がわずかにリードという分析結果を出し、学生に伝え ているものの、これはもちろん学生の意識を上げるため。実際はほぼ互角です。 九大の現時点での問題点は昨年までの荒神のようにFWで一発でトライに持って ゆける決定力がないところで、どうしてもBKに頼ってしまうところ。ここを組織 で埋めつつまずはDFシステムを改善し相手の分析と対策を行うところから基盤を 固めています。FWの個人技に関しては荒神の復帰を待つとともに、1年生FL井上 のセンスある動きやNo8神田の意識も上がってきており、彼を始めとして1人でも 多くに“大ブレークへのきっかけ”を待っているところです。 ************************************* 812-8582 福岡市東区馬出3丁目1ー1 九州大学大学院医学研究院 生体制御学講座・基礎放射線医学分野 Tel: 092-642-6143 Fax: 092-642-6145 吉村 康秀