Date: Fri, 27 Aug 2004 15:44:02 +0900 From: Yasuhide YOSHIMURA To: "KURFC List Member" Subject: [KURFC] 夏合宿報告 {01} OB・OG各位 数名のけが人を出したものの、いずれも全治1ヶ月程度。お陰さまで無事合宿 も終了いたしました。援助・応援をいただいたOBの皆様ありがとうございました。 結果は以下のとおりです。 ・山中湖 九大 7-106 慶応 ・菅平 九大 29−17 新潟大         九大  7−7  阪大(30分1本) 九大A 15−41A神戸大 九大B 19-19B神戸大 九大B 34−33 千葉大       九大 29−24 名古屋大      九大 21−52 筑波大C 【総括】 ・山中湖 慶応大学はABチームが菅平に移動した後の留守部隊でしたが、1軍経験者も4名 ほど含んだ強力チームで、九大は良く攻めたもののターンオーバー、PKから 一瞬のスキを確実に得点にされて7-106という大差となりました。 九大も倉員や一丸を中心にラインブレイクの数自体は3:7程度でテリトリーも 40%くらいとっていたのではないかと思います。しかしFWのセットが安定せず、 特にラインアウトは9割方相手に支配され7点しかとれない結果につながりました。 試合後に慶応のコーチにきていた“炎のタックルマン”石塚さんにサイド ディフェンスを特別にコーチしていただき、現役も大いに刺激を受けていた ようです。また慶応の総合コーチの対馬さんからも、そこそこ骨があると思って いただいたようで「来年からは、もう少しやりましょう」と言っていただきまし た。さらに、試合後にFWは慶応の選手と合同練習して、九大の悪かった所を 指摘していただき、部員には“にわか慶応ファン”が増えたようです。 ・菅平 昨年は地区対抗を意識して私立大学を中心にゲームや合練を組んだのですが、 今年は昨年連絡を取りながら試合が実現しなかった大学から申込みが相次ぎ、 全て国公立との対戦となりました。 新潟は地区対抗優勝を目指しているチームで、今春好成績だった九大を大きな 目標としてきていました。また、結果は九大がベスト4に進んだものの神戸も 同じチーム(東北学院)に九大より良いスコアで負けているため改めて雌雄を 決しにきていた感がありました。さらに阪大はOBの梅本さんの紹介で監督さん と何だかんだやりとりをしていた経緯で無理やり午前に入れたのですが、勝気 満々でなんと前日の新潟の試合を偵察に来て対策を練って試合に臨んできて いました。これらチームに対して、九大は正直“受けてしまった”感があり、 まだまだ地力不足であることを認識させられました。名古屋も昨年70-0だった のですが、今年も負ける要素はなかったものの粘られ結局29-24でした。 尚、神戸は今春の国公立チャンピオンで昨年よりさらに力をつけていました。 九大の課題としては“放牧中”の荒神がいないせいで苦しい所で一発でトライ が取れず、そこをFWで埋めるプレーヤーがいないのと組織でとりきれない所に 弱さがあります。特にLOは不安定で、全く攻撃の起点として機能していない事が 大きな問題です。これはレギュラークラスのジャンパー2名が実習で合宿不参加 だったことも多少は影響していますが…しかし、一方で国松・島田・伊地知など 新人にチャンスが回り、彼らはこのチャンスを良く生かしていました。 またBKでもCTB森山、WTB大和が厳しい試合の中で良い経験をして伸びたと感じ ます。 まだまだ課題の多い今年の九大ですが、リーグ戦の前半戦でまだまだチームを 作ってゆく余裕があるので、トーナメントに入るまでに戦力を充実させたい と思います。 ************************************* 812-8582 福岡市東区馬出3丁目1ー1 九州大学大学院医学研究院 生体制御学講座・基礎放射線医学分野 Tel: 092-642-6143 Fax: 092-642-6145 吉村 康秀