Date: Mon, 07 Oct 2002 07:56:54 +0900 From: Yasuhide Yoshimura To: "KURFC List Member" Subject: [KURFC] 九国大戦 {01} OB・OG各位様 10月6日行われました対九州国際大戦は、残念ながら39-18(12-6、27-12)で 敗れました。 【試合内容】 開始7分、平均身長で10cm以上、体重で15kg以上上回る相手FWに果敢に対抗する も、やはりゴール前ラインアウトから押し込まれてトライ。20分過ぎにも同様 にしてトライを奪われる(0-10)。しかし、九大も2PGを返して前半終了(6-12)。 後半開始早々、九大ノータッチからカウンター、九大良く凌ぐも結局ゴール前 でFWの波状攻撃を受けてトライを奪われる(6-17)。しかし、ここからしばらく 九大が押しまくりNo8荒神が強さとスピードで相手ディフェンスを切り裂くよう にトライを返す(13-17)。しかし流石は九国、個人個人がしっかりしており大崩 はせず、逆に九大のツメも後一歩甘く、逆にトライを奪われる。九大も後半20分 からWTB谷口を投入。スーパーサブは今日も健在で強さと速さで35mを走りきって トライを返すも反撃もここまで。キックで的確に陣地を取られ、ゴール前の 重く強い攻撃に結局成すすべがなく、残り5分で2トライを追加されて18-39。 BKのズコ抜け、単純なミスから奪われたトライは1つもなく全てゴール前の重い 攻撃を止めきれなかったものです。ひところの早明戦、といったイメージだと いえばわかりやすいでしょうか。 【総括】 地力に勝る九国大に対して、後半10分まで2トライ15点差以内までで食らいつき、 そのあとスタミナ勝負に出よう、との全体のプラン、そして春の練習試合で全く 歯が立たなかったスクラム・ラインアウトのバリエーション。スピードと個人技 あるBK攻撃を止めるためのディフェンスを整備して臨んだ、九大にとっては 1部で戦うための“あと一皮剥けるため”のゲームでした。 結果的に、それらは全て実践できたわけですが、結局全てに於いて相手が上だっ たということです。しかし、我々に後悔はありません。非力で自主性に欠けて いたFWが、この試合を期に奮戦。誰かがやってくれるだろう・・・という甘さも、 一人一人が一瞬でも気を抜くとやられる、という緊張感溢れる試合を戦い抜く ことによって払拭。チーム全体として成長することが出来たと言えます。 これで長崎、北九州といった接戦が予想されるチームに対して自信を持って 試合をすることができるようになったと言えます。 負けはしましたが、一皮剥けたゲーム内容でした。 本当の戦いは正にこれからです。今後が楽しみなチームになってきました。 ************************************* 812-8582 福岡市東区馬出3丁目1ー1 九州大学大学院 医学研究院 医学生物物理学講座・基礎放射線医学分野 Tel: 092-642-6143 Fax: 092-642-6145 吉村 康秀