Date: Wed, 18 Dec 2002 19:46:25 +0900 From: Yasuhide Yoshimura To: "KURFC List Member" Subject: [KURFC] 京大戦 {01} OB・OGの皆様 12月15日に行われました京大定期戦は12-68で敗れました。 【試合経過】 開始から約10分、京大の波状攻撃を良く凌ぐ。25分過ぎ、PKから敵ゴール前 ラインアウトを押し込み最後は村嶋が飛び込んで九大が先制(5-0)。 しかしテリトリー、ボール支配率は90%以上京大。じわじわと攻め立てられ ついに強引に敵ロックに飛びこまれる(30分)。その後も、九大良く凌ぐも 波状攻撃に耐え切れず3トライを追加されて前半終了(5-26)。 後半、一進一退が続くが、マークはしていたものの敵の切り札、14番を止め きれず2トライを追加され勝敗自体は事実上決してしまう(10分)。しかし その後、プライドをかけて九大反撃しゴール前PKからSH吉次飛び込んでトライ (12-40)。その後、九大切れずに頑張るが、ラックボールへの反応や何より 走力差が徐々に出始めじりじり点差は開いて結局12-68でノーサイド。 【コメント】 京大のキャプテンと話をすると、今年は本気でAリーグを狙っていたとのこと。 実際に後半途中までもつれた関西学院はAに上がり、昨年Aから落ちてきた摂南 には最後までもつれ28-32の接戦を演じています。 九大が九州でこのレベルを目指そうとすれば、なんとなく2部で勝って、さあ 入れ替え戦といった概念では追いつかないことは明らかです。いきなり1部の 上位に挑むレベルを身に付ける意識を持たなければ、と、このゲームが終わった 後に思いました。毎年戦力の変わってしまう学生ラグビーで本当の意味で継続 した戦術の歴史(カラー)を作ってゆくことは難しいですが、京都の“折り返し 攻撃”に対抗する継続できる戦術の必要性を痛感した試合でもありました。 まだまだ新しい歴史作りは始まったばかりです。 ************************************* 812-8582 福岡市東区馬出3丁目1ー1 九州大学大学院 医学研究院 医学生物物理学講座・基礎放射線医学分野 Tel: 092-642-6143 Fax: 092-642-6145 吉村 康秀