-------- Forwarded Message -------- Subject: [KURFC] 湯布院合宿報告 {01} Date: Mon, 28 Aug 2000 11:02:45 +0900 From: Yasuhide Yoshimura To: 九大ラグビー 九州大学ラグビー部OBの皆様 8/22-27湯布院合宿報告です。 結果は1勝13敗と極めて厳しいものです(30分1本勝負)。 もっとも九大は部員25-29名(4名途中参加)と他チームと比べ大所帯のせいもあ り、1本目2本目と組めたせいでゲーム数をこなすことを大きな目的としたので、 相手チームの1本目に九大の2本目が当たったゲームが5ゲームあります。 2-3年前までは、今回やった相手ならば九大は強いので…と逃げられていたのを考 えれば、九大ラグビー再生の道のりはまだまだ遠いーと言わざるを得ないのが現 状です。 しかし結果(現在の実力)はともかく、内容的には十分に満足のゆく合宿でした。 点数をつけるならば、2日までが60点だとすると最終日には85-90点に達していま す。部員も自分たちが伸びたことを自覚できたようで、その自信が今回の一番の 財産です。つまり、実力はまだまだだが、将来的な可能性が確信できたというこ とです。 もう少し詳しく言うと、チームプレーとして春からやろうとしてきたこと(1.FW サイドの鋭く前に出るディフェンス 2.ラインアウトのバリエーションを増やし、 獲得率の向上を図る 3.BKの意図したポイント作りからの連続攻撃)は、ほとん ど現在の能力分は出せるようになったことが目に見える最大の収穫です。後は、 さらに精度を上げるだけです。 そして、同じ相手に対して2度目の試合のほうが全てのケースで内容がよくなった ことが良かった。 ((対愛媛0-4(2本目)→1-2(2本目)→5-0(1本目)) ((対久留米0-3(1本目)→0-3(2本目)) ((対熊本0-4(1本目)→0-1(1本目)) 一方で、実際に当たる、あるいは当たる可能性のある、北九大、東和大、佐賀大、 熊本学園大、にはそれぞれ0-3、2-3、1-2、1-1(ゴール差負け)と敗れており、 これで相手が油断してくれればしめたものですが、自信を与えてしまった側面も あります。 福岡県リーグは今年はレベルが高いようで、見たなかでは北九大、九州歯大が強 く鹿児島や熊本とも差のない試合をしていて、現状では九大より強いーと判断せ ざるを得ません。この差は北九大の場合FWの強さうまさ、九州歯大の場合は全体 のまとまりと前に出る意識です。この合宿のもう一つの収穫は、これらチームの 情報(対九大戦以外の試合のビデヲ撮影を敢行)を収集できたことです。卑怯だ! と言われる方もおいでかも知れませんが、1試合1試合、敵の戦術・ゲーム運び を分析し対策をたてねば勝てないのが現状です。 それにしても、うちは歯学部と合同なので人数もいましたが、他チームは大抵20 名そこそこで、熊本にいたっては15名きっちりでした。淋しい反面、なんとか今 年かつかつでも II部に復帰して、来年も今年並みに1年生を入れれば復活も見え てくると感じます。リクルーティングに関してはOBの皆様の、これまで以上の協 力をお願いいたします。 九州大学大学院医学系研究院 生物物理学講座 基礎放射線医学分野 〒812-8582 福岡市東区馬出3-1-1 TEL: 092-642-6142,6143 FAX: 092-642-6145             yasu@houki.med.kyushu-u.ac.jp   吉村 康秀