-------- Forwarded Message -------- Subject: [KURFC] 京大戦 {01} Date: Tue, 28 Dec 1999 07:52:12 +0900 (JST) From: 吉村 康秀 To: KURFC@hiroshi1.nc.u-tokyo.ac.jp 九大ラグビー部の皆様へ 12/26に京大宇治グラウンドで行われた、対京大定期戦は 118-10 という記録的大敗でした。 Aリーグ復帰へあと一歩(二歩?)まで迫った京大が、かなり強いーとの 情報は関西のツテで事前に得ていて、九大の現状を顧みての私の指事は、 ”80分間をムダにするな、点を取られても、コンバートが終われば 直ぐに戻ってキックオフ!と、トライを回り込ませるな”でした。 勝負をハナから捨てていたわけではありません。最初の10分は、 敵をゴール前へ釘付けでした、しかし一瞬のターンオーバーからの 逆襲でトライ、そして楽になった京大にその後コンスタントに地力の差で 得点を重ねられました。 キックでゲームを切って、トライされたあとタイムkilling(時間をわざと 浪費する)すれば、恐らく70-80点くらいで納まったんじゃないかー と思いますが、とにかく今の九大にひつようなのはゲーム経験だから80分 をムダにしたくなかったし、京大の強さをイヤと言う程味わって、そこから 何かを掴んでほしかった、そして得点を重ねられるなかでも緊張感を失わず、 また最後まであきらめずにボールを追っかけ、仮にトライされてもその後の 2点を取らせない意識を植え付けたかったわけです。 地力、決定力の差はいかんともしがたかったですが、その差がどこから くるのか、どうすれば埋まるのか、そして彼等に対して敬意と心からの 悔しさを感じられたーという点に関して、118点というスコアはムダ ではなかったと思います。 公式戦初出場の1年生、荒井君が帰省のため広島で新幹線を降りる別れ際に ”今日は本当に悔しかったです。年が開けたら直ぐにトレーニングを開始します。 僕が大学院に行くとしたら、絶対ラグビーを続けます”と言ったのを聞いて そう思いました。 九大は、これから!のチームです。どうか、この現状を嘆かずに、今後とも 応援お願い致します。 九州大学大学院 医学系研究科 生物物理学講座 基礎放射線医学分野(旧 放射線基礎医学教室) 〒812-8582 福岡市東区馬出3-1-1 TEL: 092-642-6142,6143 FAX: 092-642-6145              吉村 康秀